徳島県那賀郡那賀町木頭地区(旧木頭村)の地方創生に取り組むKITO DESIGN HOLDINGS株式会社(本社:徳島県那賀郡那賀町、代表:藤田 恭嗣、以下、「KITO DESIGN HOLDINGS」)の傘下が運営する「未来コンビニ」は、同店「未来コンビニ」を3DモデルとしてNFT化し、世界に100個限定で店頭にて発売いたします。
この「未来コンビニNFT」は、コンビニオリジナルアイテムのNFT商品化としては世界初*の取り組みで、世界三大デザイン賞「レッド・ドット・デザイン・アワード」(ドイツ)をはじめとする国際的なデザインアワード11冠受賞の達成記念として2022年8月4日(木)より店頭発売する「アワード受賞記念オリジナルTシャツ/オリジナルパッケージ」のセットアイテムとして展開されます。
KITO DESIGN HOLDINGS及び未来コンビニは、最新のテクノロジーを活用した本取組を通じ、物理的制限のないデジタル世界において「地方」ならではの付加価値発信の可能性を追求してまいります。
*メディアドゥ調べ(発売日時点)
■ NFTについて
NFTとは、「Non-Fungible Token( 非代替性トークン)」の略称です。ブロックチェーン技術を用い、デジタルデータに「誰が保有するものか」を証明する情報を紐づけ、その価値を保証する仕組みです。この仕組みにより、デジタル上でコンテンツの譲渡・交換・売買が可能になります。
「未来コンビニNFT」は、株式会社メディアドゥ(東証プライム 3678、本社:東京都千代田区)が運営するNFTマーケットプレイス「FanTop」(https://fantop.jp/)にて展開し、入手したNFTは、「FanTop」アプリのAR機能で実際の風景の中に配置したり、アイテムを交換・販売したりして楽しむことができます。
■商品概要
「未来コンビニNFT」は、未来コンビニ店舗で発売する「アワード受賞記念オリジナルTシャツ/オリジナルパッケージ」(全3種/100個限定)セットに含まれるデジタルグッズとして、受賞した国際アワード各種(2022年1月時点)のプレートを掲げた3Dモデル計10種にて展開します。本NFTは、オリジナルTシャツとセットで入手できる「NFT取得カード」に記載された16桁のギフトコードを「FanTop」アプリ上で入力することで取得いただけます。
商品詳細ページはこちら:https://mirai-cvs.jp/11awardsnft
【A】「ベストアワード・スター」セット 税込55,000円/限定8セット
まるで伝統工芸。日本の職人技が光る、桐箱と藍染Tシャツ×ライトアップ未来コンビニNFT
・Tシャツ/パッケージ
100年受け継がれた職人技によって作られた、未来コンビニの桐箱。その中に、徳島が誇る藍染ブランド「Watanabe’s」とのコラボT シャツをセット。葉藍の個性を最大限に引き出す「天然灰汁発酵建て」という伝統的な技法で、木頭の夜空と満天の星をイメージして藍に染めて頂きました。未来コンビニと夜空に輝く10 個の星がアワード受賞を祝います。
・NFT「No.1アワードエディション」
木頭の夜、深い闇にライトアップされる未来コンビニ3Dモデル。ネオンに輝くデジタルクロックが木頭の過去・現在・未来へと時を刻みます。
<NFTバリエーション展開/アワード別>
・RED DOT DESIGN AWARD 2021 “Best of the Best“エディション 限定4個
・日本空間デザインアワード 2021 “KUKAN OF THE YEAR”エディション 限定4個
【B】「ワールドレコード」セット 税込22,000円/限定40セット
着心地抜群Tシャツ・星空輝くレコードジャケット×未来コンビニオリジナルNFT
・Tシャツ/パッケージ
日本で初めて国産Tシャツに挑戦した「久米繊維工業」の着心地の良いTシャツに発泡プリントのイエローがアクセント。
前人未踏の「アワード11 冠」というワールドレコードを記念したレコードジャケットは、蓄光インクで施された満天の星空が暗闇で輝きます。
いつも木頭の星空をそばに。
・NFT「ワールドレコードエディション」
世界、アジア各国と日本の権威あるデザイン賞の数々。それぞれのアワードアイコンが光る、オリジナルエディションのNFTです。
<NFTバリエーション展開/アワード別>
・日本空間デザイン賞「部門金賞」エディション 限定10個
・German Design Awardエディション 限定10個
・SKY DESIGN AWARDS エディション 限定10個
・DFA Design For Asia Awards(限定10個)
【C】「クラフト未来コンビニ」セット 税込13,000円/限定52セット
着心地抜群Tシャツ・1/110サイズのペーパークラフト×線画風未来コンビニNFT
・Tシャツ/パッケージ
肌触りの良い「久米繊維工業」のオリジナルTシャツ。
箱の中には、パーツを組みたて、約1/ 110 サイズの「ミニ・未来コンビニ」を作れるオリジナルペーパークラフトセットが入っています。
・NFT「線画風エディション」
未来コンビニを線画イラスト風に表現したオリジナルエディション。木頭ゆずイエローの柱がアクセント。
二次元にも三次元にも見える不思議な「線画風3Dモデル」の未来コンビニです。
<NFTバリエーション展開/アワード別>
・ICONIC AWARDSエディション 限定13個
・日本優秀建築選100選 エディション 限定13個
・日本サインデザイン賞 エディション 限定13個
・BAMBOO AWARD エディション 限定13個
■未来コンビニとのコラボレーションブランドについて
本企画「未来コンビニデザインアワード11冠記念オリジナルTシャツ/パッケージ」商品は、以下4ブランド様とのコラボレーションのもと実現しました。
<こだわりの製法から実現した極上の着心地Tシャツ>
久米繊維工業株式会社 kume.jp
久米繊維工業株式会社は、日本製Tシャツの先駆けを誕生させた東京墨田区の会社です。「1枚のTシャツを通じて、自然と人と世界とつながっていく喜びを未来の子供たちに伝えたい」という理念と、未来コンビニのコンセプト「子供は未来から来た未来人」が共鳴し、本コラボレーションが実現しました。
Watanabe‘s watanabezu.com
Watanabe’sは、徳島県を拠点に藍の栽培、収穫、乾燥、発酵(蒅造り)から染色液の仕込み・染色・製品化のすべてを手掛ける藍染工房です。葉藍の個性を最大限に引き出す「天然灰汁発酵建て」という伝統的な方法で、木頭の夜空をイメージしたオリジナルTシャツを藍に染めて頂きました。
※AセットTシャツのみ
<最上級の伝統工芸と卓越した印刷技術>
増田桐箱店 kiribako.jp
益田桐箱店は、創業1929年、博多織の桐箱作りが始まって以後、茶道具、和装、美術品、食品、宝飾、雑貨用など多岐に渡る桐箱の製造技術を培い、独自の加工方法を開発しています。木工製品および人間国宝の方々の作品用や、博物館所蔵用の一点物の箱も手がけ、素材や製造にこだわり一品ずつ職人の手作業でつくり、全国、海外のお客様に届けられています。この度、藍染Tシャツの「未来コンビニ桐箱」でコラボレーションが実現しました。
株式会社一九堂印刷所 ichikudo.com
創業110周年を迎えた株式会社一九堂印刷所は、長年にわたり地球環境を考え、化石燃料を出来るだけ使用しない紙のパッケージの開発研究を続けています。最新のデジタル技術を駆使しながら、長年積み重ねた匠の印刷・加工技術を活かし、卓越した技術と精度は世界を驚かせ続けています。
木頭の夜空に星が輝くレコードジャケットや、1/110サイズの未来コンビニペーパークラフトでコラボレーション頂きました。
■ 未来コンビニ、そしてKITO DESIGN HOLDINGSの「挑戦」
「未来コンビニ」は、未来の主役である子供たちが様々な文化的な刺激を体験できる場所となるように、そしてその体験の先に、未来に広がる幾多の選択肢や無限の可能性に気づけるように、という想いから生まれた、「子供は未来から来た未来人」というコンセプトのもと名づけられました。
未来コンビニのある木頭地区(旧・木頭村)は徳島県と高知県の県境に位置し、人口約1,000人のうち65歳以上が過半数を占めるいわゆる”限界集落”です。東西に大きく広がり、村の端から端まで移動するには車で30分以上を要するほど広大なこの村の最西端、居住人口がたった約200人の「北川集落」と呼ばれる地域に、未来コンビニは建築されました。
北川集落には商店が無く、最寄りのスーパーまでも車で約1時間以上かかるなど、生活必需品の買い物が非常に不便な環境下でした。高齢の方の中には免許を返納した住民も多く、いわゆる「買い物難民」が生まれていました。
未来コンビニ誕生の背景のひとつには、このような生活環境改善を通じた大きな「挑戦」の姿勢がありました。
この「未来コンビニ」が昨年、国内外アワード11冠という形でその背景と共に世界から評価いただけたことは、大きな驚きと同時に、私たちの活動の背中を後押しして頂けるかのような勇気をもたらすニュースでした。
本企画「未来コンビニNFT」の発売は、過疎高齢化が進むこの限界集落から”デジタル”という物理的制限のない世界へ、最新テクノロジーを用いて発信出来ることを探るという、まさに新たな「挑戦」の一つです。
■ 未来コンビニの建築デザイン
”世界一美しいコンビニ“をデザインコンセプトに設計された未来コンビニのある木頭地区は、西日本第二位の標高を誇る剣山をはじめ標高1,000mを超える山々に囲まれ、その自然の豊かさから別名「四国のチベット」とも呼ばれています。また、柚子の原生林が多数存在し、日本で初めて柚子の接ぎ木に成功し柚子栽培を全国に広めた地でもあり、特産品「木頭ゆず」の品質の高さは国内外で高く評価されています。
この木頭の“自然との共生”が、未来コンビニのデザインテーマの一つです。
デザインの軸となるY字のトラス構造は、木頭の特産である柚子畑をイメージして設計され、明るいイエローに塗り分けられました。道路に面した壁一面をガラス張りにし、雨の多い木頭の美しい自然との一体感を店内からも感じられる設計となっています。
店内の陳列棚は、子供たちや地元の高齢者の方が商品を手に取りやすいように一般のコンビニよりも低めに設計され、開放感のある空間を実現しています。店内奥は「木頭ゆず」のオリジナルメニューを体験できるカフェスペースや、子どもたちが様々な絵本や美しい木頭の映像を楽しめるエリアとして設計され、人々が気軽に集まれる交流の場として地元住民や観光客に愛されるとともに、木頭のアイコン的存在となっています。
「未来コンビニNFT」では、これらデザイン設計の意匠をデジタル上で様々な角度からお楽しみいただけるよう、実際の図面データから3Dモデルを作成し、素材・質感・サイズ感などの細部にわたり忠実に再現しています。
photo: Nacasa & Partners
■ KITO DESIGN HOLDINGS グループについて
徳島県那賀町旧木頭村出身で、電子書籍取次国内最大手の株式会社メディアドゥ代表取締役社長CEOの藤田 恭嗣が手掛けるKITO DESIGN HOLDINGSグループは、「全ての人が笑顔になれる、奇跡の村を創る」をビジョンに掲げ、キャンプ場の再生や空き家の活用、特産の木頭ゆずの栽培・加工品販売など、持続可能な故郷を作るための地方創生に取り組んでいます。
2018年10月には閉鎖していた旧美那川キャンプ場(那賀町木頭折宇)をフルリノベーションし、グランピングを楽しめるハイエンドなキャンプ場「CAMP PARK KITO」をグランドオープン。2020年4月には木頭地区の買い物環境の改善や、地元の子供たちの交流、観光客への情報発信の場として「未来コンビニ」をオープンしました。
2021年7月には、パティシエ世界大会優勝の柴田勇作シェフが全メニューを監修する木頭ゆずオリジナルスイーツショップ「YUZU CAFE Kitchen」をJR徳島駅コンコース内にオープン。2022年8月には閉鎖した旅館をリノベーションしたゲストハウス「Next Chapter」のオープンを控え、現在も様々な新規プロジェクトを企画進行中。
木頭からこれらの活動を通して、限界集落再生を目指し「地方」の可能性を示すととともに、今後も中長期的に様々な事業を展開予定です。
CAMP PARK KITO https://ogonnomura.jp/
YUZU CAFE Kitchen https://kito.yuzucafe.jp/
Next Chapter ゲストハウス・木頭 https://www.nextchapterkito.com/
株式会社黄金の村 https://ogonnomura.jp/
<受賞情報参考>
・レッド・ドット・デザイン・アワード
https://www.red-dot.org/project/mirai-convenience-store-54935
・日本空間デザイン賞 公式サイト https://kukan.design/
・ICONIC AWARDS 2021
https://www.iconic-world.com/directory/mirai-convenience-store
・DFA Design For Asia Awards
https://dfaa.dfaawards.com/en/winner/
・German Design Awards 2022
https://www.german-design-award.com/en/the-winners/gallery/detail/39012-mirai-convenience-store.html
・SKY DESIGN AWARDS
https://www.skydesignawards.com/2021-sky-design-awardsarchitectureshortlisted/kokuyo
・SDA Awards
https://www.sign.or.jp/sda-award/%E5%85%A5%E9%81%B8%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7-3
・JIA優秀建築選2021 100選
http://www.jia.or.jp/resources/news_files/001/352/0000635/bTl47HNt.pdf
・BAMBOO AWARD https://www.bamboo-media.jp/archives/29578/
本リリース・取材に関するお問い合わせ先
KITO DESIGN HOLDINGS株式会社 広報 原
TEL: 090-4869-2707 / Email:pr@kito-dh.jp